2021年09年24 日
田川ヒロアキさん(ギタリスト)インタビュー「スタジオでみんなで一所懸命ミックスダウンした時のままの音ですね」
本日の視聴でお持ちになられた曲を伺っても良いですか?
イーグルスとか他も色々持ってきました。
早速聴いてみても良いですか?
いや~かなり正確に聴こえますね!
素晴らしい!!!
低音がわざとらしくなくて自然な低音ですね。
最近の楽曲って低音を出しすぎの風潮が多いと思うんです。
それだと他の楽器の音域が狭まったりする可能性がものすごく高いんですよね。
このカーオーディオの自然な低音だと全体のバランスがよく聴こえるのですごくいい!
このバランスに持っていく工夫、微調整は相当苦労された点じゃないんですか?
サブウーファーを乗せると、皆さんそこに重点を置きすぎてわざとらしくなったりすると思うんですけど、全然そんな感じしないですね。
ホテルカリフォルニアでは、目の前にギターが鳴って両サイドにお客さんがいるというのがリアルにライブ会場にいるような感じですね!
いつも音を確認するような環境とは違いますか?
それはかなり違いますよ(笑)
スピーカーの設置位置の関係なのかな?
左右の臨場感すごいですね!
なおかつ音楽をかけながら普通の会話ができるのがすごい。
カーオーディオをガンガンにボリュームアップすると会話できないですもんね。
あと、ボーカリストのクリアに出るボイスがきれいに聴こえますね!
これはレコーディングした時の音をキレイに再現出来てすごいと思う!!!
実は田川さんのwINDというアルバムが好きなんですけど「 Lofty Tree」のイントロを聴いてもらっても良いですか?
嬉しいです。ありがとうございます。
この曲だけニューヨークでマスタリングしているんで、和太鼓を知らないエンジニアがマスタリングしたらどうなるんだろうってところに長谷川コウジさんがチャレンジをした曲なんですよ。
これ、タンス太鼓って言う本物のタンスに革を張って作ったすごい大きな太鼓なんです。
「たいこ」は広島県の府中市の市政60周年で私が依頼された曲なんですけど、広島県の府中市にヘビーメタル好きな職員がいて「田川さん!60周年にヘビーメタル作ってくださいっ!!!」て普通ではありえない依頼があったんですよ(笑)
ユニークな職員さんですよね(笑)
これが市役所でかかってるんですよ。
だから、どんな街なんだろう?って思ったので行ってみたんです。
地域的にヘビーメタルとかハードロックカフェとか結構あるのかな?って思ったら、全然穏やかなところでまったくヘビーメタルと縁遠いところだったんですよ。
じゃあ、どうやって作ろうと思って、タンス太鼓っていう名物があるって教えてもらってじゃあこの曲を作ろうってなったんですよ。
カーオーディオでレコーディングの時の音が再現出来ていますか?
もちろん!
素晴らしいですよ!!!
スタジオでみんなで一所懸命ミックスダウンした時のままの音ですね。
これメンバーが聴いたら喜びます。
それにしてもこの再現力ホントすごい!!!
小笠原さんの仕事がマニアックですよね~(笑)
こういう方向性でお客様のご予算に合わせて現実的なご提案をしているんですか?
これはマニアじゃないできない提案ですね!
いや~車を運転できないけど、このオーディオ環境を手に入れるために車が欲しい(笑)
車ってプライベート空間じゃないですか!
もしかしたらマイルーム以上にプライベート空間。
だから、オーディオ環境ってとても重要だと思うんですよね~。
マニアのこだわりが染み渡る素晴らしい音を聴かせてもらいました!
ありがとうございました。
今後の予定を教えてください。
今後の予定はSNSで発信しているのでチェックしてもらえると嬉しいです。
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情報は今後もいろいろアップされていくと思いますので、お楽しみに!!!